ローヤルゼリーは蜂蜜(ハチミツ)やプロポリスとはどう違うのでしょうか?
同じようにハチから採れるのがローヤルゼリー、蜂蜜、プロポリスですが、実際にはさまざまな違いがあります。
【ローヤルゼリー、蜂蜜、プロポリスを比べると】
●この3つはどんなもの?
・ローヤルゼリー
ミツバチが女王蜂を育てるために分泌する栄養分です。産まれたときは同じハチでありながら、ローヤルゼリーを摂取することにより体格が約2~3倍、寿命が約30~40倍もある女王蜂へと成長します。
・蜂蜜(ハチミツ)
ミツバチたちが植物から集めてきた花蜜(かみつ)を唾液腺から分泌される酵素で分解・濃縮した物質です。その主な成分はショ糖の分解生成物で、働き蜂たちの栄養分となります。
・プロポリス
別名「蜂ヤニ」とも呼ばれ、ミツバチたちが植物から集めてきた粘着性の物質です。主として草木の樹脂や新芽、花の蕾(つぼみ)に含まれる抗菌作用をもった物質を指します。
●この3つに含まれる栄養素は?
・ローヤルゼリー
必須アミノ酸を始めとする22種類のアミノ酸と10種類のビタミン類、9種類のミネラル類とひじょうに豊富な栄養素が含まれています。またローヤルゼリーの特有物質であるデセン酸は注目の物質です。
・蜂蜜(ハチミツ)
ビタミンB類や葉酸、パントテン酸などのビタミン類、カリウムやナトリウム、カルシウムなどのミネラル類が豊富に含まれています。主成分はブドウ糖と果糖で、体内に素早く吸収される優れた栄養素といえるでしょう。
・プロポリス
主成分のフラボノイドやアルテビリンCを始め、マグネシウム、マンガン、カルシウムなどのミネラル類、ビタミンB1やB2、ビタミンE、ナイアシン、葉酸などのビタミン類が含まれています。
●この3つのテイストや形状は?
・ローヤルゼリー
別名の「王乳」という名称でも分かるように、トロリとしたミルクを濃縮したような形状で、味はピリッとした刺激があります。生ローヤルゼリーは好みによっては少し飲みにくいと感じるかもしれません。
・蜂蜜(ハチミツ)
透明感のある黄金色で粘り気のある液体です。味は豊かなコクと甘みが特徴で、さまざまな飲み物やスイーツ、料理などにも利用されています。シンプルに少量のレモン汁を加えてお湯や冷水で割っても美味しい飲み物になります。
・プロポリス
別名の「蜂ヤニ」の名称通り、黒に近い色合いのドロリとした液体です。独特の味のため、そのまま飲むという方法はオススメできません。液体プロポリスの場合は蜂蜜に加えて飲んだり、コーヒーに入れて飲む人もいます。
また手軽に摂取しやすいプロポリスキャンディーについても参考にご覧ください。
ローヤルゼリーと同様、蜂蜜やプロポリスもミツバチがもたらしてくれる自然の恵みです。
栄養素の豊富さで比較すると、ローヤルゼリーが最も優れているといえるでしょう。
こちらのサイトの調整タイプのローヤルゼリーについての解説も、是非ご覧ください。とても分かりやすい解説です。