ローヤルゼリーは「自律神経に良い」という言葉をよく耳にします。
自律神経に良いとはどういう効果なのか、またなぜローヤルゼリーは自律神経に良いのかについて分かりやすく紹介していきます。
【自律神経とは?】
自律神経とは、人間の体に張り巡らされている末梢神経のうち、生命の維持に関係している神経のことを指します。
この末梢神経というのは脳から発して体表や体内のすみずみにまで分布している神経で、大きく分けて「感覚神経」・「運動神経」・「自律神経」の3種類があります。
そのうちの「自律神経」には、呼吸や消化、代謝、発汗、内分泌、生殖などの機能を調整する働きがあり、私たちが健やかに生活するための重要な役割を果たしています。
【自律神経が乱れると?】
自律神経のバランスが乱れると、「自律神経失調症」という症状が発症します。
この自律神経失調症の主な症状としては下記のようなものが挙げられます。
・めまい、耳鳴り、立ちくらみ
・肩こり、疲労感、不眠症
・寝汗、冷や汗、脈拍が速まる、血圧が上下する
・頭痛、吐き気、微熱、過呼吸、下痢
・不安感、イライラ、抑うつ
・情緒不安定、人間不信 など
ほかにも朝起きられなかったり、女性の場合は生理不順になるなどの例もあります。
自律神経失調症は体調面だけでなく、精神面にも症状が現われるという特徴があり、何が原因なのか分かりにくく改善が遅れてしまうというケースも見られるようです。
こちらのサイトconradish.netにも、詳しい解説があります。ご覧ください。
【ローヤルゼリーと自律神経】
自律神経が乱れる原因のひとつに、脳の疲労や精神的なストレス、ホルモンバランスの乱れがあります。
ローヤルゼリーにはデセン酸というエストロゲン(ホルモンの一種)に似た構造を持つ物質が含まれており、摂取することによって乱れたホルモンバランスを整える働きがあるといわれています。
これはローヤルゼリーが更年期障害の緩和や改善に効果が期待できるというのと同じ働きを指しており、ある実験では実際に冷え性や肩こり、耳鳴り、抑うつなどの症状をもつ人にローヤルゼリーを摂取してもらったところ、症状の軽減や改善といった結果がみられたそうです。
ローヤルゼリーは医療用としても活躍することが期待されています。
もちろん、これはまだ実験段階の話であり、ローヤルゼリーとホルモンバランスの関係については詳しい解明は為されていません。
しかし、デセン酸はローヤルゼリーにのみ含まれている特有成分であり、今後さらに研究解明が進んでいくことが期待されています。
一方、ローヤルゼリーにはアセチルコリンという物質が含まれていますが、この物質には精神的なストレスなどの緊張状態を緩和する働きがあり、同様に自律神経の乱れによる精神面の改善をサポートしてくれる効果が期待できます。
また、ローヤルゼリーには豊富なビタミン類やミネラル類が含まれており、体内のホルモンバランスを整えるサポートをしてくれます。
また、
ローヤルゼリーの副作用が気になる方はこのサイトをご覧ください。